パイプカット

パイプカットについて

避妊の方法はいろいろありますが、ほぼ100%(2000人に1人再疎通の可能性あり)の避妊が可能で、しかも女性に負担を一切かけない避妊方法はパイプカットのみです。男性にとっても性行為に関する影響がまったくないという大きなメリットがあります。
パイプカットの医学的な名称は「精管結紮(けっさつ)」です。精子が出る管を縛って切り離すため、精液に精子が含まれなくなります。手術前と後で射精の変化はありませんし、精液の見た目も変わりませんが、顕微鏡で精液を観察すると精子がないことが確認できます。

パイプカットは精力や射精に影響を及ぼしません

パイプカットは、「精力減退」や「射精に影響」することは一切ありません。精子を運ぶ管とは別に男性ホルモンは血管を通して精巣の外に運ばれるため、男性ホルモンの生産量に影響することはなく、射精の感覚や内容にも変化はありません。

泌尿器科医によるパイプカット手術

手術手順当院では高度な技術や専門知識を持った泌尿科医が、極小の切開によるパイプカットの日帰り手術を行っています。侵襲が少なく、手術時間が短いため、ダメージが少なく、回復も早くなります。また手術中の痛みはほとんどありませんし、術後の痛みもほとんどありません。お気軽にご相談ください。

パイプカットの日帰り手術

パイプカットの手術当院で行っているパイプガット手術は、陰嚢の左右に7~8㎜の切開をするだけという、低侵襲な手法を採用しています。患者様へのご負担が少ない手術ですから、日帰りで受けることができます
陰嚢はデリケートで痛みを感じやすい部分であり痛みをご心配されるケースが多いのですが、十分な量の局所麻酔薬を使用するので、手術中の痛みはほとんどありません。手術内容自体も、陰嚢を切開して精管をつまみ上げてカットし、パイプカット独自の結紮法で縛ってから陰嚢に戻し、皮膚を縫合するだけです。精管を切断して縛るため、精子の流出が完全に遮断されて100%の避妊が可能になります。手術は20分で終了します。
抜糸の必要はありません。その後約1ヶ月後に精液検査(クール便で送ってもらいます)を行って精液の中に精子がないことを確認したら治療は終了です。通院は手術日の1度で済みます。
ただし、1ヶ月後の精液検査で精子が少しでも認めれば、2ヶ月後に再検査を行います。

パイプカット手術の合併症

日帰りで受けられるため、手術が終わったらお会計後、そのままご帰宅いただけます。
日帰りとはいえ外科手術ですから、合併症が起こる確率はゼロではありません。ご帰宅後は安静など医師から伝えられたご注意をお守りください。

出血

パイプカット手術は、まれに陰嚢内出血・血腫の可能性があります。ただし当院のパイプカット手術で行う切開は7~8㎜と極小ですので、内出血が起こることはほぼありません。なお、傷口からの出血が起こる可能性がありますが、その際には軽い圧迫で止血が可能です。

一番上に戻る
TEL.03-6458-3390 お問い合わせ・手術予約
オフィシャルサイトオフィシャルサイト