パイプカット手術とは

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睾丸でつくられた精子は精管を通って精のうへ運ばれます。
精管を切り糸で縛ることで精液の中に精子が混ざらなくなります。
手術法は、陰のうの左右に1cmほどの切開を入れるため局所麻酔を行います。麻酔で用いる針は予防接種で用いるのと同じ太さですので予防接種程度の痛みと思ってください。
切開部から、精管をつまみ上げ、精管をカットしてさらにカットした精管をパイプカット独自の結紮法で縛ります。
あとは、精管を陰のうに戻して陰のう皮膚を縫合して終了です。40分程度で終わります。抜糸は1週間後に行います。
1ヶ月後には精液検査を行い精液の中に精子がないことを確認して終了となります。

注意事項

  1. パイプカット手術というのは、睾丸で作られ精子が精液の中に入らないようにする手術なのです。
    すでに作られた精子は精液中に入っていますから、その精子がなくなるまでは避妊が必要になります。
    患者様の中には精液と精子も同じものと認識していて、どちらも睾丸で作られるものと思ってる方がいます。
    睾丸で作られるのは精子だけです。その精子が前立腺で作られた液体と混ざったものが精液です。
    今、精のうにたまっている精液の中には精子が含まれているので妊娠する可能性があるのです。
  2. パイプカット手術をすると、将来、やっぱり子供がほしいからつなげてほしいと言われても、もう一度つなげることは大変難しい手術であり、手術をしても成功する保証はないことを了解してください。