日暮里泌尿器科内科では、精巣上体炎の診察、検査、治療を保険診療で行っております。
精巣上体は、精巣と精管の間の部分の細長い管腔器官です。

尿路感染症の原因菌、クラミジア、淋菌などが、尿道から精管を通って精巣上体に到達することで起こります。

触診により、精巣上体が硬く腫脹し圧痛があることを確かめます。

クラミジアや淋菌感染が疑われる場合は尿検査を行ないます。精巣捻転との鑑別が難しい場合は超音波検査を行ないます。

病歴から、起因菌を想定して抗生剤を使用し治療をします。

自覚症状からは精巣捻転との鑑別は困難です。陰のう痛が出現した場合は夜間でも対応可能な医療機関を至急受診してください。精巣捻転は遅くとも６時間以内に治療がなされないと精巣は壊死してしまいます。