ご挨拶

日暮里泌尿器科内科 柴本 賢秀

私は、1984年に東北大学医学部を卒業し、医師となって35年たちました。あっという間の35年でしたが、そのあっという間に医療技術は大きく進歩しました。人生100年時代とも言われています。
しかし、その結果、医療費は急勾配に増え続けることとなりました。

私が医師になった35年前は医療費の総額は約15兆円でしたが、2017年度は、医療費の総額は42兆2000億円で前年度より2.3%増加しています、これは、2017年GDP546兆円の約8.4%になります。現状はこれが受け入れられていますが、GDPの20%を占めるようになると厳しいのではないかとの指摘もあります。
財布の中身の20%が医療費に持っていかれたらどうですか?私は厳しいと思います。

保険医は開業して1年ほどすると、厚生局から保険診療を正しくおこなっているかどうかの指導を受けることが義務付けられています。この指導は、「医療の質を落とすことなく医療費を抑える努力をしてください。」ということを申し伝えるために行われます。
保険制度がないと人々の健康を守ることはできないでしょう。人々の健康を守ることが医師の仕事ならば、保険制度を守ることも当然医師の仕事となります。コストを無駄にかけても質は上がりません。

色々と考えながら、医療の質を落とさず、患者様の負担を減らす医療をおこなってまいります。

令和元年7月吉日
 日暮里泌尿器科内科 柴本 賢秀

略歴

1984年 東北大学医学部卒業
虎の門病院、三井記念病院、都立墨東病院、青梅市立総合病院、都職員共済組合青山病院等で泌尿器科医として勤務