膀胱炎
日暮里泌尿器科内科では、膀胱炎の検査と治療を保険診療で行っております。感染症治療はスピードが大事です。膀胱炎は放置すると重篤な急性腎盂腎炎へと進行しまうことがあります。膀胱炎が疑われる症状があれば早めに当院までご相談ください。
原因
主に大腸菌などの腸内細菌が膀胱内で増えることにより炎症が発症します。女性の尿道は短いので、絶えず菌が膀胱内へ入ってきますが、菌が増殖する前に排尿によって菌を膀胱の外へ出してしまえば膀胱炎は発症しません。
症状
残尿感 排尿に伴う痛みや違和感 頻尿 血尿などです。
検査
尿検査を行い尿中に、白血球や赤血球などがないかを調べます。また、菌の種類を確認し、どのような種類の抗生剤が効くかを調べるために尿培養検査、薬剤感受性検査を行います。
治療
原因菌を想定し、最も効果があると思われる抗生剤を処方します。通常は、服薬後は日に日に症状は改善し3~5日程度で症状はなくなり治癒します。
注意点
- 膀胱炎で発熱することはありません。膀胱炎の症状があって発熱、背中の痛みがある場合は急性腎腎炎を併発した可能性が疑われます。至急ご相談ください。
- 菌が抗生剤に対して耐性を持っている場合は服薬しても症状が改善されません。尿培養検査結果、薬剤感受性検査結果をもとに、薬を変更しますので再度受診してください。
- 薬を変更しても症状が改善されない場合は、膀胱がん、尿管がんなどを合併していることがあります。そのような場合は、精査が必要となりますので連携病院を紹介いたします。