令和元年5月1日より、虎の門病院が新病院となってから、初めて訪れました。
講演会は1階の講堂で行われましたので1階しか見てませんが、すべて見て回るには相当の時間がかかりそうです。
「新装開店!虎ノ門エコー室」と題した、太田光彦先生の講演では、虎の門病院で行われているエコー検査についての紹介がありました。
正直、感動しました。まさに、これこそ最新式と呼ぶにふさわしい超音波検査機を用いて、検査時間30分(以前は15分であったとのこと)かけて、標準45画像撮影するとのことでした。
検査ベッドも心エコー用に工夫されていました。
また、検査室には心エコーのエキスパートである太田光彦先生が常駐しているとのことで、すごいエコー室が虎の門病院にできたものだと感心いたしました。
また、「低侵襲時代の弁膜症治療」と題した、循環器センター外科 田端実先生の講演では、外科医はカテーテル治療も行うが、それ以外に手術というオプションを持っているので治療法を選択する際にバイアスがかからないという話が印象に残っています。
虎の門病院循環器センターは外科、内科がチームとして治療にあたっているので、患者様を紹介する際は、「循環器宛」で良いとのことでした。「その時代時代になしうる最良の医療を提供する」虎の門病院の理念ですが、講演会を通してその意気込みを感じることができました。